ペットボトルを使ってのトイレ節水術にはご注意ください!

近頃、水道代も上がり、できるだけ使用する水の量を減らしたい、と考えている方も多いと思います。1回に流れる水の量を減らせば、月単位で見たとき大きな節水効果が期待できます。

ペットボトルを使った節水術は、特殊なアイテムをわざわざ買わなくても、お手軽にできるため、とりあえずやってみようと実践している人は多いのではないでしょうか。

しかし、ペットボトルを使った節水術は、お手軽にできる反面、トイレの詰まりを誘発するリスクもあるのです。今回は、ペットボトルを使った節水術での、リスクについてご紹介します。

ペットボトルを使ったトイレの節水術

トイレの節水術の一つに、ペットボトルを使った方法があります。この方法は、水を入れたペットボトルをタンク内に入れておくだけというものです。ペットボトルを入れておくだけと、とても簡単なので、誰でも試すことができます。

この方法は、ペットボトルをタンクに入れることによって、タンク内の水の総量を減らすことで、自然と流れる水も減るという仕組みです。タンク内の水の量は、自分で変更することができないため、ペットボトルを入れ、強制的に水の量を管理できます。

節水にはなるがリスクも

ペットボトルを使用したトイレの節水術では、確かに節水効果があるものの、同時に節水以外のリスクがあります。

ペットボトルを使ったトイレの節水術は詰まりの原因に

ペットボトルをタンクに入れ、流す水の量を減らすことで、詰まりの原因になってしまう可能性があります。もちろん、全てのトイレに当てはまるわけではないものの、古いトイレや、日ごろからつまり気味のトイレの場合、リスクは高めです。

常に流す水が減ってしまうと、排泄物を最後まで流しきれない可能性があります。1度や2度であれば問題ありませんが、流しきれない状態が慢性化すると、詰まりを加速させます。

トイレ詰まりの修理はいくらかかる?

トイレの詰まりの修理費用は、数千円~数万円と幅があります。理由としては、

・詰まりの程度

・詰まった場所

によって、作業の手間が異なるからです。

比較的浅い場所で、詰まりも軽いのであれば、費用は安く済みます。しかし、詰まりがひどくなかなか解消しない、詰まっている場所も排水管の奥で、作業が進まない場合、作業費用は高くなります。

ペットボトルでの節水をしていたばっかりに、高額な修理費用にならないよう注意が必要です。

節水効果の高い便器を選ぶという方法も

お使いの便器が古い場合、節水効果の高い便器を選ぶという選択肢もあります。最新の便器では、

・トルネード洗浄

・アクアセラミックを使用した便器

・3Dツイスター水流

など、流し方や便器のコーティングなどを工夫し、できるだけ少ない水で流せるような機能が備わっています。

また、タンクレストイレも、流す水の量が少ないという特徴があります。そのため、便器が古く、いつも大量の水を流しているのであれば、トラブルが発生する前に、新しい便器に交換するという方法もあります。

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