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水道管破裂

【緊急】水道管破裂!DIYで応急処置&修理方法|初心者でも簡単!

トイレ・台所・洗面所・エアコンなどのつまり・故障・損傷からの水漏れを、すべて水漏れプロで解決可能です。お気軽にご相談下さい!

まずは落ち着いて!止水栓を閉める

止水栓の場所を確認

水道管が破裂したら、何をおいてもまず、家全体の水の供給を遮断するために、止水栓を閉める事が最優先です。戸建て住宅の場合、止水栓は敷地内の地面に埋設されており、「量水器」と書かれた小さな蓋の中にあることが多いです。確認してみましょう。一方、アパートやマンション等の集合住宅では、玄関横のパイプスペース(PS)内、または、上下階のPS内に設置されているケースがほとんどです。いずれにしても、普段から自宅の止水栓の位置を確認しておくといざという時に慌てません。ハンドルの向きも確認しておきましょう。

止水栓の種類と閉め方

止水栓には、主にハンドルタイプ、レバータイプ、内ネジタイプの3種類があります。ハンドルタイプとレバータイプは、時計回り(右回り)に回すことで、供給される水を止める仕組みです。内ネジタイプの場合、蓋を開けるとネジ山が切られた弁が見えるため、マイナスドライバーやコインなどを使って時計回りに回して閉めます。なお、多くの止水栓は長期間使用されていないため、固着して回らないことも多いです。回す際は、怪我をしないように、軍手などを使用することをお勧めします。

止水栓が固い時の対処法

止水栓が固くて回らないケースは珍しくありません。この場合、無理に回そうとすると、弁や配管を破損させてしまうリスクがあります。まずは、潤滑油を差して、数分待ってから再度試してみましょう。それでも回らない場合、ゴム手袋を装着したり、プライヤーやレンチなどの工具を使うことで、より強い力をかけることが可能です。工具を使用する際は、滑り止め付きの軍手やゴム手袋を着用し、止水栓や配管を傷つけないよう慎重に作業しましょう。これらの方法で改善しないなら、無理せず専門の水道業者に連絡し、状況確認と修理を依頼した方が賢明です。料金は約8,000円から対応してくれる業者が多いですが、緊急対応だと特別料金が加算されることもあるので、事前に確認しましょう。

水道管の破裂箇所を特定し、被害を最小限に

水漏れ箇所の特定方法

止水栓を閉めたら、次は破裂箇所を特定します。まず、漏水している箇所の周辺を、目視で詳細に確認し、水の噴出方向や水量を把握しましょう。多くの場合、水道管の接合部や、老朽化によって強度が低下した部分から水が噴き出しています。もし、漏水箇所が壁内や床下など、直接目視できない場所であれば、聴覚を頼りに探りましょう。具体的には、水が噴き出す「シュー」という音や、水が滴る「ポタポタ」という音を注意深く聞き分け、漏水箇所を絞り込みます。また、床や壁が不自然に濡れている箇所がないか、併せて確認してみましょう。

濡れた物の移動と後処理

水漏れ箇所を特定したら、被害拡大を防ぐため、迅速に行動を開始します。濡れた家具や家電を、速やかに安全な場所に移動させることが先決です。次に、床や壁に溜まった水を、雑巾やモップで丁寧に拭き取りましょう。放置すると、カビ発生や建材の腐食、シロアリ発生にもつながり、被害が拡大します。このため、吸水性の高いタオルや新聞紙、吸水シートなどを活用し、可能な限り速やかに水分を取り除くことが肝要です。広範囲にわたる浸水の場合、自力での後処理は困難なため、専門業者への依頼も検討しましょう。後処理を業者に依頼した場合の費用は、作業範囲や被害状況によって異なりますが、約10,000円から数万円程度が相場となるでしょう。

被害状況を記録する

漏水被害は、加入している火災保険等で補償される可能性があります。そのため、証拠を残すことが重要です。保険請求する際には、被害状況を詳細に記録しておく必要があります。一例として、破裂箇所の写真や動画を、スマートフォンで日付と時刻がわかるように撮影しておきましょう。さらに、濡れた家具や家電、床や壁などの被害状況も、写真や動画に残します。その中の一つに、修理前と修理後の写真を比較できるように撮影しておくと、被害の程度を客観的に証明するのに役立ちます。メモを取り、被害の範囲や程度を詳細に書き留めておくのも有効です。修理を業者に依頼した場合は、見積書や請求書、領収書などを必ず保管しましょう。

DIYでできる応急処置

応急処置に必要な道具

水道管破裂の応急処置には、専用の補修テープやクランプなどが必要です。例えば、自己融着テープは、テープ同士が強くくっつく性質を持ち、誰でも比較的簡単に巻き付けられます。ホームセンターなどで約1,000円から購入可能です。亀裂箇所を挟み込むように固定するクランプは、約2,000円から3,000円で購入できます。他にも、防水テープやゴム手袋、場合によっては床や家具を保護するためのブルーシート、バケツや雑巾なども準備しておくと安心です。これらの道具はホームセンターで入手できるほか、インターネット通販でも購入できます。

補修テープ使用手順

補修テープを使用する際は、まず破裂箇所の汚れや水分を、しっかりと拭き取りましょう。なぜなら、汚れや水分が残っていると、テープ本来の密着性が十分に発揮されず、水漏れが再発するリスクが高まるためです。汚れを落とした後、テープを少しずつ引っ張りながら、破裂箇所に隙間なく巻き付けます。このとき、テープ同士を半分程度重ねながら、破裂箇所を覆うように、5~10cm以上を目安に巻き付けることが肝心です。最後にテープの端を、指でしっかりと押さえて固定しましょう。テープが固く接着するまで、約5分から10分程度、時間を置きましょう。

クランプの使用方法と注意点

クランプは、亀裂箇所を挟み込み、ボルトを締め付けることで水漏れを止める器具です。使用する際は、亀裂の大きさに適したクランプを選ぶことが重要です。なぜならば、大きすぎると適切に圧力をかけられず、水漏れを止められません。小さすぎるとそもそも装着が困難になります。亀裂箇所にクランプを当て、ボルトを均等に締め付けて固定します。このとき、過剰に締め付けないよう注意が必要です。締め付けすぎると、水道管自体を破損させてしまう恐れがあります。適切な力加減がわからない場合は、少しずつ締め付け、水漏れが止まったことを確認しながら作業を進めましょう。クランプは、ホームセンターやインターネット通販で、約2,000円から4,000円で購入できます。

水道管のDIY修理は可能?

DIY修理できるケース

DIY修理が可能なのは、あくまでも軽微な水漏れや、一時的な応急処置の場合に限られます。具体的には、小さな亀裂やピンホール状の水漏れで、かつ、修理箇所が露出していて、作業しやすい場所にある場合に限られるでしょう。一例として、給水管の直線部分に生じた、長さ1cm未満の小さな亀裂であれば、補修テープやクランプで対応できる可能性があります。しかし、これらはあくまで一時的な処置であり、根本的な問題解決には至らない点を、肝に銘じておきましょう。

DIY修理が難しいケース

一方、大規模な破裂や、壁内・床下など、作業が困難な場所で発生した水漏れは、DIY修理が難しいケースです。特に、高温水が通る給湯管や、汚水が流れる排水管の破裂は、専門知識や高度な技術を要するため、最初からプロの水道業者に修理を依頼した方が無難かつ安全です。また、老朽化した水道管は、一箇所を修理しても別の箇所が連鎖的に破損するリスクが高まります。このような場合、無理にDIY修理を試みず、水道管全体の交換も視野に入れ、専門の業者に依頼しましょう。修理費用は、軽微なもので約8,000円から、交換工事を伴う場合は50,000円以上かかる場合もありますが、状況によって大きく変動するため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。

DIY修理のリスクと注意点

DIY修理には、失敗して状況を悪化させてしまうリスクが常に付きまといます。一例として、不適切な修理により水漏れが再発したり、別の箇所を誤って破損させたりする可能性があります。最悪の場合、修理の失敗が原因で、階下への漏水被害に発展する事例も報告されています。また、水道管には常に水圧がかかっているため、修理作業中に水が噴き出し、怪我をする危険性も伴います。これらのリスクを考慮し、少しでも自信がない場合や、不安を感じる場合は、無理せず専門業者に依頼することが、結果的に時間と費用を節約することに繋がるでしょう。

水道管破裂の修理費用

修理費用の相場と内訳

水道管破裂の修理費用は、破裂の規模や発生場所、使用する部材の種類や量によって大きく異なります。一例として、軽微な水漏れの修理であれば、8,000円~30,000円程度が相場です。一方、大規模な破裂や、配管全体の交換が必要な場合は、50,000円以上かかることも珍しくありません。費用は主に、作業費、材料費、出張費で構成されています。多くの業者は、基本料金8,000円に加え、作業費や材料費、距離に応じた出張費、緊急対応費用などが加算される料金体系です。見積もりを取る際には、これらの費用の内訳を詳しく確認し、不明瞭な点があれば、遠慮なく質問しましょう。

保険適用の可能性と注意点

水道管破裂による水濡れ被害は、多くの場合、火災保険の「水濡れ補償」で補償される可能性があります。ただし、全てのケースに適用されるわけではなく、契約内容によっては、補償対象外となる場合もあるため注意してください。例えば、経年劣化による破損は、補償対象外とされることが一般的です。他にも、免責金額が設定されていることが多く、5,000円から10,000円の自己負担が必要となるケースがほとんどです。保険金を請求する際は、被害状況の写真や、修理業者が作成した見積書、領収書などが必要となります。これらの理由から、契約している保険会社に、早めに連絡を取り、補償内容や手続き方法を確認することが重要です。

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水道管が破裂したら、まず何をすべきですか?

何よりもまず、落ち着いて止水栓を閉め、家全体への給水を止めることが最優先です。止水栓の場所は、戸建て住宅なら屋外の地面(量水器の近く)、アパートやマンションなら玄関横のパイプスペース内にあることが多いです。その後、破裂箇所を特定し、濡れた物を移動させ、被害状況を記録しましょう。

止水栓が固くて回りません。どうすれば良いですか?

止水栓が固くて回らない場合は、無理に回そうとせず、まずは潤滑油を差して数分待ってみましょう。それでも回らない場合は、ゴム手袋をしたり、プライヤーやレンチなどの工具を使ったりすると、回しやすくなります。ただし、工具を使う際は、止水栓を傷つけないように注意してください。これらの方法でも解決しない場合は、無理せず水道業者に連絡することをお勧めします。

水道管の修理は、DIYでもできますか?

DIY修理が可能なのは、あくまでも軽微な水漏れで、かつ、修理箇所が露出していて作業しやすい場合に限られます。例えば、給水管の直線部分に生じた小さな亀裂であれば、補修テープやクランプで応急処置ができる可能性があります。しかし、これらは一時的な対処法であり、根本的な解決にはなりません。大規模な破裂や、壁内・床下などでの水漏れ、給湯管・排水管の修理は、専門的な知識・技術が必要となるため、プロの水道業者に依頼しましょう。

水道管破裂の修理費用はいくらくらいですか?

修理費用は、破裂の程度や場所、使用する部材によって大きく異なります。軽微な水漏れであれば8,000円~30,000円程度が相場ですが、大規模な破裂や配管交換が必要な場合は、50,000円以上かかることもあります。正確な費用を知るためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。

水道管破裂は、火災保険で補償されますか?

多くの火災保険では、「水濡れ補償」という特約で、水道管破裂による損害が補償される可能性があります。ただし、契約内容によっては補償対象外となる場合(例:経年劣化による破損)や、免責金額が設定されている場合もあるため、注意が必要です。まずは、ご自身の保険契約内容を確認し、保険会社に問い合わせてみることをお勧めします。

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