トイレが詰まったときの対処法や、詰まらせないための予防法などはこちらの記事に記載してますので、参考にしてみて下さい。
トイレの詰まりによって引き起こされる5つの症状
水に溶けない物を流すと、トイレの詰まりが発生することがあります。例えば、オムツや生理用品などです。小さなお子様のいる家庭では、オムツや子供のおもちゃがトイレに詰まっていた、なんて事例も存在します。また、お尻ふきやティッシュペーパーも、水に溶けません。そのため、定期的に流していると詰まりが起きやすい原因になります。
- 水の流れが悪い
- 水が引かない
- 常に水位が低い
- ゴボゴボと異音がする
- 臭いがする
水の流れが悪い
排水菅内に汚れが溜まったり、異物が挟まり流れない状態になると、詰まりの症状が発生します。詰まりかけているトイレは、水の流れが悪くなります。家や会社のトイレで、なかなか水が流れず、どうしようかと困ったことはないでしょうか。
時間が経てば水は引くけど、トイレットペーパーなどが残ってしまい、何度もレバーを回したという経験がある方も多いと思います。
さまざまな詰まりの原因が考えられる
トイレ詰まりの原因はさまざまです。例えば、異物が排水管内で留まることで、本来流れなければならない排泄物もせき止められてしまう。また、トイレットペーパーを一度に大量に流してしまうのも、詰まりの原因です。
排水管がキレイであれば、すんなり流れてくれる場合でも、排水管に汚れが溜まり、水の流れる隙間が狭くなれば、詰まりやすくなってしまいます。水の流れが悪いということは、完全に詰まっている状態ではない物の、詰まりかけ、もしくはとても詰まりやすくなっている状態でであると考えられます。
考えられる原因
水が引かない
水を流しても、なかなか水が引かない場合、重度の詰まりが発生するのは時間の問題である可能性が高いです。トイレの水を流した時、トイレの水位が上がり、そのまま溢れそうになってしまった経験はないでしょうか?流した時水が引かず、溢れそうになる場合、重度の詰まりの可能性が高いです。
トイレットペーパーであれば時間が経つと流れ出す
トイレットペーパーであれば、時間が経てば溶けて流れていきます。トイレットペーパーは時間と共に水に溶けるからですね。しかし、汚れが溜まった排水管に排泄物が詰まったり、おむつや異物などが流れないとなると、時間経過では改善しません。
ご自身で詰まりを解消するのであれば、スッポンなどを使うことをオススメします。
考えられる原因
常に水位が低い
常に水位が低くなっている場合の主な原因は、詰まりである場合があります。水位が低いと下水や汚物の臭いが上がってきやすいので、臭いという症状も発生するかもしれません。
水位が低いことと、詰まりとはあまりかかわりがなさそうに見えますが、排水管内に汚れが溜まっている場合、毛細血管現象が発生することで水位が下がってしまうことがあります。
サイホン現象(毛細血管現象)では水が移動する
サイホン現象とは、細い管などで起こる現象です。力を加えてないのに液体が引っ張られ、流れ続ける現象を指します。例えば、水槽の水を交換する際、水を入れたまま傾けるのは重いので、ホースを使い水を流した経験はないでしょうか。
ホースの口は、水槽の低い位置にあり、水槽の縁の上を通り、外へ水を流します。ホースの中間部分がホースの口よりも高い位置にあるのに水は外に流れ続けますよね。これをサイホン現象と呼びます。これと同じことがトイレ内でも発生しているということです。
例えば、オムツやウェットティッシュなどが排水管内に残っているときに起こりやすいです。トイレ内にある封水から排水管の中へ水を送ることもできてしまいます。
考えられる原因
ゴボゴボと異音がする
音が発生している場所やゴボゴボ音のタイミングによって、詰まっている場所が変わります。
古いトイレで水を流すとき、「ゴボゴボ」と、音が鳴るトイレがあります。異音も、詰まりが原因で発生しやすいトラブルです。
トイレを流す際、水と一緒に空気も取り込みます。通常であれば、スムーズに流れるため、ゴボゴボという音は発生しません。しかし、詰まり気味のトイレの場合、水がスムーズに流れていかず、異音が発生してしまいます。
また、同じ詰まりでも、キッチンやお風呂などからも同じように、ゴボゴボ音がするのであれば、トイレ単体での詰まりではないかもしれません。家の中にある全ての排水菅は、家の外側にある排水桝(ます)につながっています。排水桝に接続されている排水管内が詰まり気味の場合、トイレ以外の場所でもゴボゴボ音が発生します。
一度、どこから音が聞こえているのかを確認してみて下さい。
臭いがする
トイレから発生する臭いの種類は2つあります。
- 汚物が蓄積したことによる臭い
- 封水がなくなったことによる下水の臭い
汚物の臭いであれば、排水管内に汚物が蓄積したことで、臭いが上がってきているかもしれません。また、便器内に尿石が溜まり、臭いの原因になっている可能性も考えられます。汚物が排水管の中に蓄積すると、詰まりの原因になります。早めに蓄積された汚物を取り除くことをオススメします。
もし、下水のような臭いがする場合、封水が減り、下水管から臭いが上がってきていることがあります。封水切れの原因はさまざまですが、原因の一つに詰まりが挙げられます。例えば、おむつやお尻ふきなどのような、水を吸い込むものを流してしまったなどです。排水トラップにとどまっているおむつなどが、封水を吸い込むことで、封水がなくなり下水の臭いが上がってきます。
封水切れは、これ以外にも、長年使っていないトイレの場合、封水が蒸発し、不足することで下水の臭いが発生していることもあります。その場合、一度水を流してみて、改善されているかを確認しましょう。
考えられる原因
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